毎月定例の親子講座「はじめてのサイエンス」、今回は「浮く?沈む? ~ぷかぷか浮かぶ、ちいさな船をつくろう!」というテーマでした!
まずは子どもたちが科学者となって、さまざまなアイテムが、浮くのか、沈むのかを調査していきます。
実験の前にアイテムを手に取って、まずは予想してから実験をし、結果を観察する……という、水の中のサイエンス。
一人の子が手に取ったのは、大きなスーパーボール。
さまざまなアイテムの中で、手に持った時に最も重たかったとのことで、「沈む」と予想をしていました。
水の中に入れてみると、一度沈み、勢いよく浮かび上がってきた!
その子は「わあ!浮いた!」「なんで?浮いた!おもしろいねえ!」と大興奮!
好奇心に火が付き、次々と実験を進めていきます。
手で持って重たく感じても浮くものがあること、
形を変えると(紙をくしゃくしゃにするなど)結果が変わるものがあること、
水の中での動きはアイテムによってちがうこと。
物が浮くか沈むかには、さまざまな要因が関わっていそうだということを、子どもたちは、自然と、体感として知っていきます。
驚きいっぱいの探究をたっぷり味わった後は、船作り!
「ペンギンフィギュアが乗れる船をつくる」、というミッションのもと、まずは素材選びです。
船の素材はいずれも水に浮きやすいものを用意していますが、小さなスポンジであったり、プチプチクッションであったり、そのままでは船として使うことができないもの。
「ペンギンフィギュアを乗せても沈まなくて、バランスがとれる船」を作るためには、コツが必要です。
「ぺらぺらのものは絶対浮く。あと木も浮く」と言っていた子は、わりばしとプラスチックの板で、いかだのような船。
「ペンギンがいっぱい乗るから、たくさん浮かぶように……平らになるようにも…」とつぶやきながら船を作る子は、水の上でバランスを取りつつもしっかりと浮くように、スポンジのつき方を調整しています。
実験のときに発見したことや考えたことを応用して、それぞれに、自分なりのアイデアで船が完成!
観察することや考えること、考えをもとに創造することの楽しさを、たっぷり味わうワークショップとなりました♪
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